【パラノマサイト伊勢人魚物語】前作の不満点を見事に解消してくれた傑作【クリア感想】※ネタバレなし

プレイ感想・レビュー

みなさんこんにちは。もりおです。

今回はスクウェア・エニックスによるミステリーADV『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』のクリア感想です。ネタバレなしなので、未プレイの方も安心してご覧ください。

結論から言いますと、前作の不満点を見事に解消した傑作だったと思います。

前作の感想記事もあわせてどうぞ。

【パラノマサイト伊勢人魚物語クリア感想概要

  • 感情移入できるストーリー
  • 中盤の謎解き難易度はそこまで高くないが、真エンドルートは難しい
  • 素潜り漁がシンプルだけど楽しい
  • ホラー要素はかなり抑えめで遊びやすい

【基本情報】

タイトルパラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語
発売日2026年2月19日(木)
ジャンル青春群像伝奇ミステリー
プレイ人数1人
プラットフォームNintendo Switch / PC / iOS /Android
発売元スクウェア・エニックス

【筆者プレイデータ

プレイハードNintendo Switch 2
クリア時間約18時間
前作プレイ済み

『パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語』はどんなゲーム?

スクウェア・エニックスより発売されたミステリーアドベンチャーゲームで、前作『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』と世界観を共有した作品です。前作にも登場したキャラの名前が少し出てきたりはしますが、前作のストーリーを知らなくても全く問題なく本作だけで最初から最後まで完結した内容となっています。

前作に引き続きディレクターは石山貴也さんです。

あらすじ

舞台は三重県伊勢志摩地方。

不老不死をもたらすという人魚の謎をめぐり、夏の離島で繰り広げられる群像伝奇ミステリー。

登場人物それぞれの思惑は交錯し、やがて数百年の歴史をまたいだ人魚の呪いを巡る驚愕のドラマへと結びついていく。

-公式サイトより引用

難易度は?

難しい

アドベンチャーゲームに慣れているかどうかによっても多少左右されるのかもしれませんが、真エンドを見るのが結構難しかったです。僕はゲーム内で示されるヒントを見てもわからず、ものすごい悔しい思いをしながら攻略サイトをチラ見してようやく真エンドにたどり着くことができました。

ちなみに真エンドを見なくてもいい場合の難易度は「易しい」です。ただ、真エンドを見ない限りはこのゲームをプレイしたとは言えないと言ってもいいくらい、真エンドは見るべき内容となっているため、プレイしたからにはぜひ最後までがんばって欲しいです。

※難易度は筆者の主観です。

クリア時間は?

10~15時間程度(真エンドクリアまで)

前作同様今作もクリア時間的にはコンパクトな作りで、忙しい社会人の方でも土日でクリアできるくらいのボリューム感となっています。ただしミニゲームの「素潜り」や収集要素、謎解きの詰まり具合によってプレイ時間は前後します。

ちなみに僕は最後の謎解きで詰まりに詰まって無駄な動きをしまくっていたので17時間くらいかかってしまいました。

グッドポイント

感情移入できるキャラ描写とストーリー

夏!海!若者!

こういう「ザ・青春」を感じられるシチュエーション大好きおじさんこともりおです。いいですよね~青春。ストーリーもちゃんと青春してて、おじさん心があったかくなりました。

キャッキャうふふ

前作『本所七不思議』はキャラのクセが強いのが特徴的で、それが良さのひとつではあるものの、それゆえに感情移入しにくい部分でもありましたが、『伊勢人魚物語』はクセのあるキャラはいい意味で少なく、行動原理も理解できるものばかりでしっかり物語に没入することができました。

中盤まではちょうどいい難易度

あくまで僕基準ですが、中盤までは謎解きはそこまで難しくなく、ほとんど詰まることなく終盤までいけます。印象としては『本所七不思議』の方が難しかったかな。

難しくないと聞くと、謎解きに期待してプレイする人からすると物足りない部分もあるかもしれません。しかしそれを補って余りあるストーリー。先が気になる展開が続くため、むしろ謎解きで詰まった方がストレスに感じそうですし、僕はこれくらいの難易度がちょうどいいなと感じました。

真エンドルートはむずい

もはや「難しい」ということもネタバレなのではないかという気がしなくもないけど、身構えていたところであまりヒントにはならないと思うので気にせず言います。「難しい」です。

これ以上はさすがにネタバレになってしまいそうですが、前作も真エンドルートは難しかったのでそれなりの覚悟をしてのぞんだにも関わらず、僕はあえなく降参してちょびっと攻略見ちゃいました(笑)

謎解きの歯ごたえが欲しい方も、ここは結構やりごたえあるんじゃないかと思います。ノーヒントで真エンドまでたどり着けた人はすごいなぁ。尊敬します!

難しいけどちゃんとよく考えれば解けるようになっているのでがんばって自力で攻略してみてください!きっと脳汁ドバると思います!(攻略見た奴が何言ってる 笑)

バトル感あってかっこいいシーン(真エンドルートとは関係ありません)

新要素「素潜り漁」もたのしい

伊勢湾の海女さんの描写が多い本作では、主人公の水口勇佐も男ながらに海女として素潜り漁をすることができます。この素潜り漁がなかなかおもしろくて、ついつい何度も潜ってしまい気づけば30分、1時間と時間が溶けていきます。

ミニゲームとしてはシンプルで、息が続く限り海底で貝やウニなどを獲り、船に戻った時点で獲ったもののポイントの合計で採点されるというものです。

前作はある意味単純なADVゲームで、他の要素はちょっとした収集要素があるくらいのものでしたが、本作は違うゲーム性のミニゲームを入れてきて驚きました。しかしこれがなかなかお口直しにちょうどいい。色々考えることのあるゲームですが、海に潜っている間だけはそんなことも忘れてアワビを獲るのに没頭できます。海女レベルという要素もあるので、結構目的意識を持ってやれる点もいいですね。

いかに効率よく獲れるか!

ホラー要素は控えめ

というかほとんどないと言っても過言ではありません。前作『本所七不思議』では扱っている題材的にもホラー展開が随所にあって、それが人を選ぶ要素になっていましたが、本作『伊勢人魚物語』では時折不穏さはあるものの、ジャンプスケアなどのホラー的な演出は特にないため誰でも遊びやすいと思います。

むしろ青春群像劇の爽やかさまであります。2作目にしてシリーズの幅の広さや懐の深さを感じることができますね。

主人公勇佐(左)と親友アザミ(右)。アザミまじでいいやつ!

まとめ

前作も名作でしたが、今作はそれにさらに磨きをかけただけでなく、新要素も入れて遊びの幅も広げてくれた傑作タイトルでした。個人的には前作の不満点を全部解消してくれて文句なしです!

前作からストーリーのつながりは全くないので、未プレイの方は本作からはじめちゃっても問題ないと思います。謎解き好きな方ならだれにでもおすすめできる作品です。

MORISCORE

88点

次回作も期待してます!出るかわからないけど…出ますよね!?

シリーズ続いていくうちに『本所七不思議』のキャラと『伊勢人魚物語』のキャラの絡みなんかも見れたりなんかしたら…楽しみ!!

最後にひとこと

アザミ!好きだ!結婚してくれ!!

雲居アザミ

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