みなさんこんにちは。もりおです。
今回は2026年5月27日にIOインタラクティブより発売された『007ファースト・ライト』のクリアレビューです。
「プレイする映画」的なスタイルで、映画好きな僕はとても楽しめました。特に序盤が最高でしたが、良かったところと気になったところの両方がありましたので、今回はその点も踏まえてご紹介します。
【007ファースト・ライト クリアレビュー概要】
- 映画を観ているかのような演出の数々がクール
- 一昔前のアクション感は否めないが、007の世界観とマッチしててむしろいい
- 様々な攻略法があって、自分だけのジェームズ・ボンド体験ができる
- 肉弾戦、銃撃戦ともにいま一歩楽しくない
- リトライ時のロードが長め
- クラッシュや進行不能バグあり(2026年6月時点)
【基本情報】
| タイトル | 007 ファースト・ライト |
| 発売日 | 2026年5月27日(水) ※Nintendo Switch 2版のみ2026年夏発売予定 |
| ジャンル | アクションアドベンチャー |
| プレイ人数 | 1人 |
| CERO | D(17歳以上対象) |
| プラットフォーム | PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC、Nintendo Switch 2 |
| 発売元 | IOインタラクティブ |
| 開発元 | IOインタラクティブ |
| ゲームエンジン | グレイシャーエンジン |
【筆者プレイデータ】
| プレイハード | PS5 Pro |
| クリア時間 | 約20時間 |

『007 ファースト・ライト』はどんなゲーム?
デンマークのゲーム会社IOインタラクティブによって制作されたアクションアドベンチャーゲームです。スパイ映画シリーズの金字塔『007シリーズ』をモチーフにしています。
あらすじ
若き海軍パイロット、ジェームズ・ボンドは、勇敢な行動が評価され復活を遂げた伝説の00部隊からスカウトされる。
しかし、スパイ殲滅作戦は最悪の結末を迎える。厳格な上官グリーンウェイと共に、ボンドは国家を揺るがす巨大な陰謀に立ち向かう。
-PS公式サイトより引用
イギリスの諜報機関MI6の訓練生として同期の仲間たちと切磋琢磨の日々を送り、やがて実戦に巻き込まれ、正式に00部隊の一員として「007」のコードネームを授けられるところまでを描いています。
難易度は?
やや難しい
(難易度ノーマルの場合)
難しくてクリアできない人が多発するレベルではありませんが、戦闘がシビアに感じられる場面がいくつもあるため、初見では結構リトライすることになります。それでも死にゲーと比べると2歩手前くらいの難易度なので、アクションゲーム(特にTPS)に慣れている方ならそんなに難しくは感じないでしょう。
個人的な感覚では、ガンガン戦闘していくよりもなるべくステルスに徹した方がクリア難易度は下がると思いました。
ちなみに難易度は「新入り(イージー)」「ノーマル」「熟練エージェント(ハード)」の3段階で選択可能です。
クリア時間は?
20時間程度
ストーリーは一本道なので、各ステージで数回リトライすると概ね20時間前後のクリア時間となると思います。収集要素を含めたやりこみ要素がいくつかあるので、その辺も全部やれば倍くらいは遊べるのではないでしょうか。
グッドポイント
「プレイする映画」としての圧倒的な完成度
これに尽きます。
ゲームプレイとムービーをシームレスに行き来するため没入感は最高にいいですし、調子に乗った物言い、隠密してるのに結局派手にドンパチしちゃうところ、美女にモテまくる等々ジェームズ・ボンド=007シリーズのお決まりもしっかり押さえているので、映画シリーズのファンも違和感を覚えることなく楽しめるのではないでしょうか。
そしてなんと言っても興奮したのはチュートリアル。訓練生時代にさまざまな訓練をする場面がありますが、そのシーンとチュートリアルを映画的に掛け合わせていて最高にクールでした!見れば誰もが「あ~!映画っぽい!!」と感じて興奮すること間違いなしです。

アクションは古臭い、だがそれでいい
このゲームでは探索、ステルス、戦闘とゲームプレイの面で3つの要素があり、そのどれもが一昔前を思わせるものとなっています。
ジャンプは所定の位置でしかできないし、潜入するときは壁の突起につかまって腕力でつたっていくし、おまけに所々出てくるQTE(設定でなしにもできます)。QTEについては好きな人の方が少ないように思うので、人によってはマイナス要素かもしれないです。
でもこれ、あくまで「個人の感想」ですが、007をゲーム化するならこれでいいと思いました。007シリーズは1962年から続くレガシー級の映画シリーズで、多くのお決まりも確立されています。たとえ多少古臭くなっても007らしさが重視されるシリーズなので、ゲームも最新の流行りに迎合する必要はなく、その点で今回の「少し古臭い」部分についても僕はむしろ007っぽさを演出するのに一役買っていたと思いました。

プレイヤーそれぞれのボンドがある
ストーリーは一本道ですが、攻略方法は多岐に渡っています。ガジェットやハッタリなどを駆使してステルスに徹するもよし、正面からドンパチするもよし。特にガジェットについては1回で装備していけるのは3種類までなので、その組み合わせ次第で攻略法が変わる点がとても面白いです。
僕は結局途中までステルスするも最終的には敵に見つかって仲間を呼ばれてドンパチになっちゃってました(笑)でも映画でも割とそんな感じだし、これはこれでいいよね!
気になるポイント
戦闘がいま一歩おもしろく感じられなかった
前述の通りステルスしつつも結局は戦闘になるので戦闘シーンはまあまああるんですが、正面からの戦闘は「おもしろい!」と言えるにはあと一歩といった印象で、肉弾戦と銃撃戦それぞれちょっと不満がありました。
肉弾戦はゆるめのジャストガードとゆるめのジャスト回避をしながら相手にパンチを当てたり、手近なものを投げてひるませたりしながら戦います。そのシステム自体はいいんですが、ボンドの耐久が紙すぎました。基本投げ1回とパンチ1発を食らうとボンドは死にます(ノーマルの場合)。銃弾は2発は耐えるのに(笑) 特に投げはガード不可なので、囲まれてるときに押し間違えて投げをガードしちゃうとすぐジリ貧になります。もうちっと耐久あってもいいんじゃないのぉ?
一方で銃撃戦は敵の耐久の高さと苛烈さがなかなか。ヘッドショットを決めてもヘルメットしていない敵しか一撃で倒せないし、向こうは場所によっては3方向から撃ってくるし頻繁に手榴弾投げてくるのでかなりキツイです。弾数もガジェットも限りがあるので注意深く戦う必要があります。
総じて戦闘については「理不尽」を感じる部分が多かったように思います。もっと僕がガジェットを活かすプレイをできていれば違った感想になったかもしれませんが。
リトライ時のロードが長め(PS5 Pro)
PS5 Proにてプレイをしましたが、リトライ時だけ他の時と比べてロードが長かったです。体感7,8秒ほど。それ以外のロードは快適でしたが、最もロード時間をかけてほしくないリトライ時だけが長かったのがマイナスに感じました。
クラッシュ、進行不能バグあり(2026年6月時点)
僕がプレイした時はクラッシュが1回、進行不能バグが2回程度ありました。アプデで改善してほしいですね。
まとめ
『007ファースト・ライト』は「プレイする映画」としては最高クラスの出来と言ってもいいくらいの作品でした。それだけに戦闘をもう少し調整してくれたら、という思いはありますが、これは次回作に期待したいと思います!
MORISCORE
85点
楽しかった!映画好きなら間違いなく買いだし、本作はジェームズ・ボンドが007になるまでのエピソード0的なストーリーなので007映画を観たことない方にもおすすめできます!
最後に一言
映画シリーズ同様長く続いてほしい!



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